特定調停の特徴とメリット

特定調停の特徴とメリット

特定調停は任意整理とよく似ていますが、話し合いが調停委員のもとで行われる点に違いがあります。自分で行える債務整理とは言っても手続きは複雑で書類の準備が大変だと言われていますし、裁判所に出頭する手間もかかりますので、自分で行うよりも弁護士や司法書士に依頼することが多いようです。

 

実際の流れとしては、借金の返済に困った債務者が簡易裁判所に申し立てを行って、調停委員に仲裁してもらいながら債務者と債権者が話し合いをして減額をしてもらうことになります。任意整理を行う場合と同じように利息制限法による利息の再計算が行われて払い過ぎている分があれば借金と相殺してもらうことができます。裁判所には2回以上出頭する必要があり、調停が成立すればそこで示された案の通りに返済を開始するのですが、成立しなくても調停案に代わる決定を出すことが可能です。

 

メリットとして、特定調停なら借金の原因が問われませんのでギャンブルや浪費が原因の借金であっても利用することができます。債務整理の種類によっては借金の原因で使えないものがあるのですが、特定調停なら理由がどのようなものであっても債務者が支払不能に陥る可能性があるのなら行える制度です。かかる費用もとても安く、自分行えば一社あたり500円の手数料と郵便切手にかかる費用のみでできますので、お金の面でもメリットが大きいといえます。

 

調停委員が主導で交渉が行われるものであり、債務者と債権者は直接顔を合わせる必要がありません。交渉の際に顔を合わせてしまうと話し合いが難航することも多いですし、精神的なストレスも大きくなりますので、顔を合わせずに進められるという点も重要なポイントになります。